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和室って必要?あると便利な「イマドキ和室」のつくり方

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ライフスタイルの洋風化に伴い、和室のない家が増えています。しかし日本人にとって、様々な用途に使えて気軽に横になれる和室の存在は捨て難いのも確か。新築時に「和室をつくるかどうか」について悩む方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、和室の使い勝手が良くなる間取りやモダンデザインの和室など、現代の住まいに取り入れやすい「イマドキ和室」のつくり方をご紹介します!

 

玄関やキッチンからもアクセス可能!回遊和室のある住まい

 
和室の便利な点は、お客様をもてなすパブリックスペースとしても、家族がくつろぐプライベートスペースとしても、多目的に使えるところです。この特性を活かして、玄関とLDK、それぞれに出入りできる動線上に和室を設けてみてはいかがでしょう?具体的な間取り図で解説します。
 
 
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玄関から和室を通ってキッチンへつながる動線をつくれば、和室を応接間として使うことができ、おもてなしもしやすく便利です(図中①)。来客時にLDKの生活感を見せたくない、両親や友人が宿泊することもある、といったケースでも柔軟に対応できます。
 
 
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坪庭に面する広縁が廊下がわりにもなっています(図中②)。和室の大きさはそれほどありませんが、視線が外へ向けられることで、実際よりも空間の広がりを感じられます。昔ながらの和の風情が、あらたまったお客様のおもてなしにもぴったりですね!

 
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リビングから和室を臨んで。来客スペース以外にも、小さなお子様の遊び場や家事スペースとしても重宝します。横になってくつろいだり、コタツを出してお鍋を囲んだり、和の暮らしも楽しめます(図中③)。和室に押し入れを設ければ、リビングまわりで使う日用品もスッキリ片付きます。来客用の布団を収納したい場合、一般的なクローゼットの奥行き(45~60 cm)では布団を収納しにくいため、押し入れの奥行きは80~85cmを想定しましょう。

 
 

和と洋の暮らしを融合!LDKとつながる畳スペース

 
和室をつくるかどうかで悩む理由のひとつに、「普段全く使わない『死に部屋』にならないか」という心配があるかと思います。LDKに隣接した和室をつくるケースはよく見かけますが、単に和室をつなげるだけでなく、小上がりにしたり、リビングの一角を畳コーナーにしたり、といった工夫で「毎日使える」和の空間がつくれますよ!
 
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キッチンカウンターと高さを揃えるために、飲食店によくある「小上がりの和の空間」を設けました。キッチンカウンターとつながる配膳しやすい配置です。段差によって、畳に寝転がっても目線が下がりすぎないところがフローリングとの融合のポイント。ダイニングテーブル、ソファ、畳と、ひとつのLDKで様々なくつろぎスタイルを楽しめます!
 
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リビングに隣接した省スペースの畳コーナー。赤ちゃんや小さなお子様の居場所にぴったりです。バルコニーにも面しているため、取り込んだ洗濯物をたたむのにも便利。引き戸を閉めれば独立した部屋としても使えます。
 
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借景を活かして和室に大きな窓を設けました。LDKと和室を仕切る扉を閉めれば、ちょっとした旅館のような雰囲気になりますね!窓のあしらいも個性的で遊び心たっぷり。家に居ながら非日常を楽しめます。

 
 

現代的な住まいに似合うモダンデザインの和室

 
ヘリのある畳、床の間など、「伝統的な和テイストは洋風のインテリアデザインに合わないから…」という理由で、和室を敬遠する方がいらっしゃるかもしれませんね。最近では和の素材を使ったモダンデザインの部材もよく使われるようになりました。最後に、現代的な洋風の暮らしにも違和感なく溶け込む和室のデザインをご紹介します!
 
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真っ白な漆喰の壁にフチのない琉球畳、白木の建具でスッキリシンプルな和室です。これならナチュラルテイストのインテリアにもマッチしますね!
 
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琉球畳はモノトーン色を選び、大人っぽい和モダンな雰囲気に。照明をダウンライトにすることで、洋室とも調和する空間になりますよ!
 
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リビングの一角に、完全に仕切れる畳コーナーを設けました。来客の宿泊にも使えます。黒の床の間にオレンジ色の建具が印象的。シックなモダンデザインは、現代的なインテリアにもなじみますよ!
 
 
 
いかがでしたか?小さなお子様がいる、来客が多い、といったご家庭なら、和室が一室あると重宝します。和室の常識にとらわれずに工夫することで、ご家族のライフスタイルや好みのインテリアに合う和室はつくれるのです!建てた後に「やっぱり和室をつくればよかった」と後悔しないよう、ぜひ設計士さんやインテリアコーディネーターさんに相談してくださいね!