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ぐっすり眠れてスッキリ!理想的な寝室のつくり方 2018年 01月 27日

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家づくりにおいて、寝室の優先順位は高くないかもしれませんね。でも、睡眠時間は、人生の1/3にもなると言われています。日中働いている方にとって、寝室は、家の中で最も長く過ごす部屋になるのですよ!新居では、寝室にもしっかりこだわりましょう!今回は、健康的な暮らしのために、良質な睡眠を促す寝室づくりのポイントをご紹介します!

 

睡眠環境を整えるために、建てる前からしっかりチェック!

 
寝室の位置やレイアウト、室内環境によって睡眠の質が左右されます。寝室づくりに知っておいていただきたいチェックポイントの中には、窓の向きや照明の位置、水回りとの関係など、建てた後では変更できない部分もたくさんありますので、ぜひ設計時に確認してくださいね!
 
 
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睡眠の質を左右する要素は、主に空間のつくり方、光、温度・湿度、音、色があります。これらの要素が条件を満たすことで、ぐっすり眠れてスッキリ目覚められる寝室がつくれるのです。
 
 
.寝室の方角・位置
 
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寝室は、LDKや浴室、トイレなど離れた独立性が高い位置につくると静かに落ち着いて眠れます。太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、夜間に「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌が活性化されますので、朝日の入る寝室もおすすめ。敷地の方角や日当たりを考慮して、寝室の位置を決めましょう。
 
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人間は、2500ルクス以上の光で目が覚めます。朝型のライフスタイルの方は朝日でスッキリ目覚められる東向きの窓がおすすめ。寝室は暗い方がよく眠れると思われがちですが、朝日がほとんど入らない部屋だと体内時計がうまく働かず、睡眠リズムがくずれることも。間取りの関係で部屋が暗くなってしまう場合は、2500ルクス以上の明るさになる調光機能のある照明器具を選んだり、日中になるべく太陽の光を浴びるようにしたりといった対策を取ってくださいね!
 
 
.窓の配置
 
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ベッドの枕の上に窓があると、冬場に冷気が伝わり、睡眠の妨げになってしまいます。ベッドヘッドを壁側につけるか、上部に設ける場合は小さな窓にすれば寒さを防げます。朝日を取り入れたい場合やバルコニーとつながる大きな窓がある場合はベッドから離れた位置に設けましょう。
 
 
.ベッドの位置
 
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ベッドはどちらかの壁につけると掛け布団が片側にずれることがあるため、壁から離して置きましょう。シーツの交換やベッドメイキングもしやすくなります。枕の向きは、エアコンやドア、窓から離すと落ち着いて眠れます。
 
 
.天井髙
 
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寝室は、天井が高いとベッドに横になった時に高さが気になって寝つきにくいことも。北側斜線制限(※)などで天井が低くなる部屋を寝室にすると落ち着いて眠れます。天井を暗めの色にするのもおすすめです。天井の柄が気になる、というケースもあるため、柄入りの壁紙は避けた方がいいかもしれませんね。
※北側斜制限:北側に隣接する土地の日照に配慮するため、建築基準法に定められた建物の高さ制限
 
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子ども部屋なら、写真のようにロフトをベッド代わりにしてもいいですね。天井が低いので落ち着いて眠れそう。 ロフトの下に収納を設ければ、空間を有効に使えます。
 
 
.照明
 
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寝室の照明は、ベッドに横になった時に直接光源が目に入らない位置に設置するのがポイントです。シーリング照明やダウンライトはベッドの位置を考慮して配置しましょう。写真のようなコーブ照明(天井を照らして光を拡散する照明)、スタンドライトなどの間接照明もおすすめ。センサー式のフットライトがあると、照明をつけることなく移動できます。落ち着いた雰囲気がつくれる暖色系の電球色を選びましょう。
 
 
.温度・湿度
 
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快眠のためには、室温は26℃以下、湿度は50~60%が理想的だと言われています。冬場は暖房器具を18~23℃に設定し、乾燥対策として加湿器などを使いましょう。湿度を50~60%に保つことは、風邪やインフルエンザなどのウィルスの活性化を抑えることにもつながります。夏場は熱中症や睡眠不足による夏バテ防止のために、なるべくエアコンを使いましょう。設定温度は25℃~28℃に。エアコンの風が直接体に当たらないよう、エアコンとベッドの位置をあらかじめ決めておくことが大切です。
 
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調湿・消臭効果のある漆喰の壁材や天然の杉板を使うことで、室内の湿度を快適に保てます。和の雰囲気も素敵ですね!
 
 
.音
 
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睡眠時に音が気になると、よく眠れませんよね。ぐっすり眠るためには、寝室を40dB以下(静かな図書館レベル)にするのが理想的。普通の会話やトイレの洗浄音は60dBと言われているため、家づくりの際は、道路や隣家などの外からの騒音に配慮するだけでなく、寝室の位置にも注意が必要です。特に浴室やトイレを2階に取り、寝室が1階になる場合は寝室を避けて排水管を設けること。目に見えず、後から変更できない部分ですので依頼先にしっかり確認してくださいね!
 
 
.色
 
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寝室のインテリアは、アースカラーや緑など、リラックスできる色でまとめると気持ちが休まり寝付きやすくなります。こげ茶やグレー、濃い紫などダークな色を選ぶと高級ホテルのような雰囲気を演出できますよ!
 
 
 
 
いかがでしたか?寝室を快眠できる空間にするためには、家を建てる前からしっかり考えることが大切です!これから長い時間を過ごすご新居で快適に暮らすために、ぜひ寝室にもこだわって、悔いのない家づくりをしてくださいね!

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