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住み心地のよさは「あかり」がつくる?!照明にこだわった家づくり<1>

pic_palette_senseup08_00家づくりにおいて、間取りやインテリアに負けず劣らず大切なのが照明計画です。光がもたらす刺激やリラックス効果などを上手に活かすことで、暮らしやすい空間がつくれます。意外に奥が深い照明の世界を、二回にわたってご紹介。第一回目は、照明の基本的な知識をまとめました!
◆ 照明の「色」と「明るさ」がもたらす心理的効果とは? ◆
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ろうそくや白熱電球のような暖色系の光は心が落ち着く感じがしますよね?対して日光や蛍光灯の明るく青白い光は爽やかで活動的な気持ちになります。こうした光の色と明るさの違いがもたらす心理的な影響は「クレーゾフ効果」と呼ばれ、様々な建築物の照明計画に応用されています。明るさ(照度)はlx(ルクス)、光の色はk(ケルビン)という単位で表されます。
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光の色の違いを「色温度」と言い、「色温度」が低いほど赤みが強く、高いほど青みが強くなります。一般的な住宅に使われる蛍光灯やLED電球は、この「色温度」によって大きく3種類に分けられています(メーカーによって呼び方が異なる場合があります)。それぞれの特徴と効果をふまえて、住まいの照明計画に取り入れましょう。
・ 昼白色(約5000k)
太陽光に近い白色の光は、細かい作業や勉強などに適しています。人の顔やインテリア、料理などが自然な色できれいに見えるため、キッチンや洗面室にもおすすめです。
・ 温白色(約3500k)
昼白色よりやや暖色寄りの電球です。家事や勉強などがしやすい明るさと、リラックスできる温かみを兼ね備えていますので、多様な使い方をするLDKなどの照明として採用されています。
・ 電球色(約2700?3000k)
色温度が低い、暖色系の光です。温かみのあるオレンジ色の光はリラックス効果があるため、くつろぎの空間であるリビングや寝室に適しています。
◆ 部屋の目的に合わせて選びたい「照明器具」のいろいろ ◆
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昔は部屋全体を明るくする照明を1つだけ設ける方法が主流でした。しかし照明器具が1つだけだと空間が平坦な印象になり、部屋の多様な使い方に適さないこともあります。部屋の使い方やインテリアに応じて、いくつかの照明を組み合わせることが照明計画のポイントです。まずは住宅で使われる照明器具の種類と特徴をご紹介しましょう。
◯主照明
部屋全体を平均的に照らす照明は「主照明(全般照明)」と呼ばれています。一般的に以下のような種類があります。
・ シーリングライト
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主照明としてよく用いられるシーリングライト。天井に取り付けるタイプの照明器具で、部屋全体を明るく見せることができます。
・ ダウンライト
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天井に埋め込まれた照明器具がダウンライト。天井がスッキリするため圧迫感が少なく、シンプルなインテリアにぴったりです。
・ ペンダントライト(大)
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天井から吊り下げるタイプの照明器具です。デザイン性の高いランプシェードが多く、インテリアアイテムのひとつとしても楽しめます。
・ シャンデリア
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2つ以上の電灯を備えた吊り下げ型の照明器具(ペンダントライトの一種)。ガラスや金属などで華やかに装飾されたものが多く、重量があるため天井の補強などが必要な場合があります。
◯補助照明
特定の場所を照らす照明は「補助照明(部分照明)」と呼ばれています。主照明に加えて補助照明を用いることで、多彩な光の演出ができます。
・ ペンダントライト(小)
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天井から吊り下げるタイプの照明器具。ダイニングテーブルの上などを部分的に照らすことで、レストランのような雰囲気が生まれます。
・ ブラケットライト
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壁面に取り付けられている照明器具を指します。リビングのコーナーや吹き抜け、階段などによく使われています。光が壁に当たって間接照明のような効果も生まれます。
・ スポットライト
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壁面の絵画や写真、植物など特定のものをライトアップする照明器具です。美術館のような雰囲気を醸し出すことができます。
・ フットライト
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廊下や階段、寝室などの壁面の下部に埋め込み、足元を照らす照明器具です。フットライトを備えておけば、夜間にトイレなどへ行く時に主照明を点けなくても安全に移動できます。
・ スタンドライト
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サイドテーブルや床の上などに置くタイプの照明器具。家を建てた後でも投入しやすく、必要に応じて移動できます。空間のアクセントになるフロアスタンド(写真)や、読書や勉強のために使うテーブルスタンドなどがあります。
◯間接照明
壁や天井などに光をあて、その反射光で室内を照らす器具を間接照明と言います。光がやわらかく広がるため、空間が落ち着いた雰囲気になります。
・ コーブ照明
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光源を隠すスペースを設け、「天井」に光を反射させる照明です。天井が明るくなり開放感が生まれるため、天井の低い空間でも圧迫感がやわらぎます。
・ コーニス照明
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天井付近に隠した光源の光を、「壁」に反射させるのが「コーニス照明」です。壁面が照らされることで奥行き感や広がり感が生まれます。

いかがでしょうか?照明の使い方で空間の印象が大きく変わります。配線工事がからむ照明は、後から増やそうとすると大工事になりがちです。間取りが決まったら、早めに設計士さんやインテリアコーディネーターさんに照明計画の相談をしてくださいね!次回は、部屋やインテリアテイストごとの照明計画のポイントをご紹介します!