交野市星田。この豊かな自然が残る静かな住宅地に、最大高低差が1.6mある三角形の変形地に建てた住まい。ここに住空間に広がりをもたせながらも庭を楽しめる住まいを設計。急な傾斜や三角型というデッドスペースが生まれやすい敷地でも、その土地の個性を活かした設計は開放的で広々とした室内を実現しました。
ビルトインガレージからフロアを昇ると、大きな勾配天井の吹抜けを設けた21帖超のLDK。天井へと、また庭のウッドデッキへと視界が抜けることで開放感もひときわ。石造りの壁をアクセントにした薪ストーブを中心に、家族が集まってくつろぐことができる。リビングから階段を5段上がった寝室は「離れ」のような感覚。さらに上の層に個室が2つあり、各空間のプライバシーが守られる設計になっている。収納や家事動線など、生活のしやすさも兼ね備えた住まいとなった。