好きなインテリアに合わせて家づくりをしてみませんか? 2017年 09月 28日
家づくりを検討中の方は、雑誌やインターネットを見て、「こんな家に住みたい!」と夢をふくらませているかもしれませんね。自由設計の注文住宅なら、家具だけでなく、壁や床、天井、建具、設備なども含めたトータルコーディネートが可能です。理想の室内空間をつくるために、好みのインテリアイメージを固めましょう。
今回は、様々なインテリアテイストでまとめられたモデルハウスの写真をご紹介します!まずは自分の好みのスタイルを見つけて、家づくりの参考にしてくださいね!
あなたの好みはどれ?7つのインテリアテイストまとめ
環境が気持ちに与える影響って大きいですよね。好みのインテリアに囲まれて暮らせば、毎日気持ちよく過ごせるはず。あなたが「好き」「居心地がいい」と感じるのは、どんなインテリアでしょうか?インテリアは、空間の持つイメージによって、いくつかのテイストに分類できます。
上の図では、「飾りのないシンプルさ」と「装飾」の度合いを横軸に、縦軸に「軽快さ」「豪華さ」を用いて、主なインテリアテイストを7つに分類しました。インテリアテイストの分類を知ることで、インテリアコーディネーターさんとの共通認識ができ、イメージを伝えやすくなりますので、ぜひ参考にしてください!次に、それぞれのインテリアテイストの特徴と空間づくりのポイントをご紹介します。
ナチュラルスタイル
明るい色の床材と白い壁、木の質感を活かしたナチュラルスタイル。天井やアクセントウォールなどに木材を使うのもいいですね。シンプルながら、木の温もりを感じられる空間は、高い人気があります。北欧家具にもよく合うインテリアテイストです。
シンプルモダンスタイル
飾り気がなく、現代的なイメージが特徴のシンプルモダンスタイル。白をベースとしたシンプルな空間に、ガラスや金属などのシャープな素材を使った家具がよくマッチします。アクセントカラーには淡い色を取り入れ、軽快な雰囲気でまとめています。
カントリースタイル
根強いファンを持つカントリーテイスト。曲線的なデザインと、パイン材やタイル、レンガといった天然素材を取り入れることで、どこか懐かしく、あたたかな雰囲気の空間がつくれます。カントリー家具やカゴ、琺瑯のキッチンツールなど、素朴で手作り感のある小物を使ったコーディネートも楽しみのひとつです。
エレガントスタイル
イメージは、優雅でおしゃれなパリのアパルトマン。ヨーロッパの伝統的なクラシックテイストを取り入れながら、白でまとめることで重厚になりすぎず、上品な雰囲気をつくりだしています。家具は、色味やデザインが主張しすぎない木製や布製がおすすめ。アクセントも中間色やパステルカラーがよく合います。
ビンテージスタイル
ビンテージとは、ある程度の年代(おおむね100年以内)が経過した家具や骨董などを指す言葉です。アーリーアメリカン、北欧ビンテージなど、その時代に流行した特有のデザインや、ラスティック(素朴)な質感を持つ家具、部材を取り入れることで、シンプルながら大人っぽく落ち着いた空間がつくれます。
クラシックスタイル①
ヨーロッパの伝統的な雰囲気がお好みの方に。格調高く、重厚な空間をつくるのがクラシックテイストのインテリア。腰壁や廻り縁などの装飾を取り入れてラグジュアリー感をアップ。家具や床材、建具はダークな色合いでまとめましょう。
クラシックスタイル②(アンティーク)
アンティークとは、ビンテージより古い(主に100年以上が経過した)年代物の家具や装飾品を指します。手持ちのアンティーク家具に合わせて、家全体をアンティークテイストにすることも可能です。古びた質感のレンガを使ったり、床材にエイジング加工を施したりすることで、新築でも古い洋館のような雰囲気がつくれます。
モダンスタイル①(スタイリッシュ)
シンプルモダンよりも重厚で豪華な雰囲気を持ち、よりスタイリッシュなのがモダンスタイル。白と黒のモノトーンベースに、赤など強い色のアクセントを取り入れて空間を引き締めます。家具や建具には、光沢のあるメタリックやガラスなど、クールな素材を選びましょう。
モダンスタイル②(ジャパニーズ)
日本の伝統を受け継ぎながら、現代のライフスタイルにも合うジャパニーズモダンスタイル。高級旅館などにもよく取り入れられているインテリアテイストです。シンプルで直線を多用することで現代的なイメージを、天然木をふんだんに用いることで、重厚感を演出。スギやヒノキなど、日本の伝統的な天然木を床や建具に使うのがおすすめです。
いかがでしたか?お好みのテイストは見つかりましたでしょうか?今回は人気の高いテイスト例をご紹介しましたが、色や素材の組み合わせによっては、もっと多様なインテリアが生まれます。
家に合わせて新しい家具を買うもよし、お気に入りの家具に合わせて家をつくるのもよし。インテリアコーディネーターさんとよく話し合って、こだわりのインテリアを実現してくださいね!