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アンティーク家具の雰囲気に合わせてこだわり抜いた家づくりのコツ、教えます! 2016年 03月 22日

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アンティーク家具の魅力は、しっかりした素材で丁寧に作られ、大切に使われてきた「本物」が持つ存在感ではないでしょうか。時代を超えて輝きを放つ優れたデザインで、メンテナンスをしながらずっと使える「一生もの」。いま大切に使っている家具に合わせて家を建てる、というのも家づくりのテーマひとつです。アンティーク家具のイメージを壊さないよう、細かいところまでこだわった家づくりを考えてみてはいかがでしょうか?

◆アンティーク家具に合う素材を納得いくまで探しましょう!◆

pic_palette_element02_02こちらは、テーブルと椅子、ソファーやテレビ台などを英国アンティーク家具で揃えたリビングダイニング。まず目を引く天井の大きな梁には「古材」が使われています。「古材」とは、古民家や町家で用いられていた木材のこと。使い込まれた風合いで人気が高く、インテリア材として流通しているのだとか。重厚な雰囲気が家具とよくマッチしていますね!

 

 

 

 

 

 

pic_palette_element02_03フローリングには、栗の無垢材を採用。こちらは新品の建材ですが、使い込まれた雰囲気を再現する加工が施されています。使い込んでいくうちに味わいが増す無垢の床は、アンティーク家具にぴったりです!

 

 

pic_palette_element02_04古いレンガ調の内装材は海外製だそう。本物のレンガかと思うほどリアルな質感です!雰囲気を壊すサッシが丸見えにならないよう、うまく内装材で隠しています。また、小さくてわかりにくいですが、間接照明のスイッチパネルは一般的な白いものではなく、アメリカ製のブラウンプレートを採用。プラスチック素材とレンガ調の壁との違和感を抑えるための繊細な配慮です。

 

 

 

pic_palette_element02_05リビングの入り口に配したのは、フランス製のアンティークな照明スイッチ。なんと銅でできているとか。丸くてぽってりとしたデザインが、いい味出しています!

 

 

 

 

 

pic_palette_element02_06絵画を飾るコーナーにはスポットライトを設置。レストランのようにお洒落な雰囲気になりますね!スポットライトのデザインも、とことんアンティーク調に。

 

 

 

 

 

◆生活感が出てしまう水まわりも、部材の工夫で雰囲気になじみます。◆

pic_palette_element02_07普通のシステムキッチンも、レンジフードを変えるだけで驚くほどアンティークな雰囲気に。扉の面材を木目調で揃えれば、使いやすさはそのままでアンティークなインテリアになじむキッチンがつくれます。
使用レンジフード:ヤマゼンレンジフードクックフードル

 

 

 

 

 

pic_palette_element02_08まるでアンティークホテルのような洗面所。こちらも驚くなかれ、洗面ボウルは一般的なものだそうです!水栓をアンティークなものに変えるだけで、だいぶ印象が変わりますね。照明にさりげなくステンドグラスを使っているところもポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

pic_palette_element02_09玄関がごちゃごちゃしていると、せっかくのシックなインテリアが台無し。そのためシューズクローゼットは大容量を確保しています。扉は室内の雰囲気に合わせて無垢材を使用。

 

 

 

 

 

pic_palette_element02_10室内ドアには、無垢材とチェッカーガラスを使用しています。チェッカーガラスはアンティーク家具によく使われている、格子状の模様がついた型板ガラス。ドアの向こうに見える照明がやさしく光ります。国内生産がないため、多くはフランスから輸入されているそう。温かみのある無垢材と、凹凸のあるガラスの組み合わせがレトロな雰囲気を醸し出していますね。

 

 

 

アンティーク風の家づくり、いかがでしたか?自然素材や海外製の部品などにこだわることで、新築なのに何十年もそこに住んでいるかのような、落ち着いた雰囲気ができるんですね。本物の素材を使った家は、アンティーク家具のように愛着が湧き、ずっと大切に住み続けられるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてください。

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