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梅雨シーズン到来!住まいの湿気・カビ対策をご紹介します。 2016年 05月 24日

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梅雨時は、洗濯物が片付かなかったり、カビが生えて掃除の手間が増えたりと、主婦にとっては頭の痛い季節ですね。湿気を含んだ空気で家の中が不快になると、気分も晴れません。そこで今回は、湿気やカビの発生を抑えて快適に暮らすためのヒントを集めました!

カビ繁殖の3大要因は、温度・湿度・栄養分です。
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カビが好む温度は20℃〜25℃、湿度は65%以上と言われています。特に温度が25℃以上になるとカビの繁殖が活発になるとか。気温が上がり、雨の日が多い梅雨時は、まさにカビにとって絶好の条件が揃っている季節と言えますね。また、カビは食品以外にもホコリや繊維、木材などを栄養分にして繁殖します。浴室に溜まるアカや皮脂、石鹸カスもカビの発生要因に。つまり、カビは家の中の「汚れ」を栄養分にしているのです。カビを防ぐには、家の中の湿度を50%程度に抑え、マメに掃除をすることが、もっとも効果的な方法なのです。

日中留守でも大丈夫?湿気をこもらせない方法とは。
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湿気は空気の流れがない場所にたまりやすい性質があります。水を使う浴室やキッチン、トイレはもちろん、押し入れやクローゼット、家具の裏側、部屋の隅など空気が淀みがちな場所には湿気が留まり、カビの温床になるため注意が必要です。梅雨時は、やむなく洗濯物を室内に干し、洗濯物の水分で余計に家の中の湿度が高くなるというケースもありがち。ここでは、空気の流れをつくって湿気を吹き飛ばす方法をご紹介します!

1. 窓を開けて換気する
湿気対策の基本は「換気」です。梅雨の合間の天気がいい日は、窓を開けて換気をしましょう。その際に窓を一ヶ所だけ開けても空気の流れはできません。対角線上にある窓を2ヶ所以上開けてください(ただし、雨の日に窓を開けると外の湿気が室内に入ってしまい逆効果になります)。特に湿気がたまりやすく、自然換気の難しい浴室・脱衣所・トイレには湿度計を置き、湿度が下がるまで換気扇を回しっぱなしにすると良いでしょう。

2. エアコンの除湿モードや除湿機を使う 
共働きなどで日中家を留守にしている方は、天気が良くても窓を開けておくことはできませんよね。帰宅した時に湿気を含むモワッとした空気がお出迎え…なんてことにならないよう、エアコンの除湿モードや除湿機を使うことで、留守中でも室内の湿気を取り除けます。部屋干しをして外出するときにも便利です。電気代が気になる方は、タイマー機能などで運転時間を調節すれば安心です。

3. 扇風機やサーキュレーターを使う 
押し入れやクローゼットの中などは、空気の流れがないため湿気がたまりがち。時々は扉を開けて、扇風機やサーキュレーターで内部に風を送り、湿気を外へ追い出しましょう。家具などは壁から少し離して配置し、背面に空気の通り道をつくると家具の裏側に湿気がたまりにくくなります。扇風機やサーキュレーターで室内の空気を動かし、エアコンの除湿モードや除湿機を併用すると、除湿効果が格段にアップします。部屋干しの際にもおすすめの方法です。

梅雨時は「拭き掃除」で湿気とカビを抑えましょう。
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・フローリングや畳
カビの胞子は空気中を漂い、ホコリなどに付いて繁殖します。フローリングに掃除機をかけるとカビの胞子を舞い上げてしまうことに。カビの胞子もろとも濡れた雑巾で拭き取るのがポイントです。水分を残さないよう、乾拭きなどで仕上げてください。畳にカビが生えてしまった場合は、軽いカビなら掃除機をかけ、消毒用アルコールや水で薄めた酢で拭き取るのも効果的です。拭き掃除をした後は扇風機を当てるなどして畳をしっかり乾かしましょう。

浴室 
カビの栄養分となる垢や石鹸カスが飛び散っている壁面まで掃除をしましょう。掃除の後は、水分をしっかり拭き取ってください。カビの胞子は天井にも付いています。フローリングワイパーに雑巾をつけるとラクに天井を拭くことができます。どこかにカビが残っていると、どんどん胞子を排出してすぐにカビが増えてしまいます。掃除のしにくい鏡の裏側や排水溝などにカビが残らないよう注意してください。

・窓
窓の結露を放置しておくと、窓枠やカーテンにカビが生えてしまいます。気づいたらすぐに拭き取りましょう。市販の結露防止スプレーや結露吸収シートなどを使うと、掃除の手間を減らせるかもしれませんね!

梅雨時は、こまめな掃除でカビの栄養分となる「汚れ」を除去し、水分をしっかり拭き取って、室内を清潔に保ちましょう!ちなみに私は、雨が続いて洗濯物が乾かない時には、乾燥のみコインランドリーを使っています。一気に洗濯物が片付いてスッキリしますよ!

今回ご紹介した工夫で、憂鬱になりがちな雨の季節を気持ちよく過ごしていただければ嬉しいです!

 

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