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光・風・緑と一緒に暮らしませんか?中庭のある家の楽しみ方  2016年 09月 20日

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新しい家を建てるとき、「できるだけ部屋を広く、数多くつくりたい」「敷地に庭をつくる余裕がない」と考えてしまう方は多いかもしれませんね。しかし、限られた敷地でも、中庭を設けることで心のゆとりや視覚的な開放感を得ることができるのです。今月は、暮らしを豊かにする中庭の魅力を2回にわたってお届けします。まずは中庭の基礎知識やメリットをご紹介。中庭の良さを知って、ぜひ家づくりの参考にしてください。

◆ 中庭をつくるための「家のカタチ」いろいろ ◆
中庭を囲うように設計された家。主な形は以下の3つになります。ただし、中庭のプランは敷地形状や日照条件、暮らし方などと密接に関係しますので、中庭を多く手掛けたことのある設計士さんに相談することをおすすめします。
1)コの字型
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カタカナの「コ」の字のように建物の一部をへこませた形。3方が室内に面していますので、多くの部屋に光が届き、室内から庭の景色を楽しめます。
2)L字型
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「L字型」は建物の角を切り取ったような形で中庭をつくります。限られた敷地でも建物の面積を確保しやすく部屋の配置を考えやすい形です。
3)ロの字型
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中庭を囲むような建物の配置が「ロの字型」。中庭が道路などから見えないためプライバシー性が高く、室内に光や風がたっぷり届きます。ただし、部屋の配置や動線など間取り面で細かな配慮が必要となるうえ、ある程度の敷地の広さがないと取り入れにくい形状です。
◆ 暮らしを豊かに彩る中庭の5つのメリット ◆
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広い庭が取りにくい都心部や狭小地でも、中庭を設けることで光と風、自然にあふれた家がつくれます。中庭に面した大きな掃き出し窓を設けることがプランニングのポイントです。室内と屋外をゆるやかにつなぐ、オープンエアのプライベート空間を楽しめる中庭。その様々なメリットをご紹介します。
1)室内に光を採り込みやすい
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室内が明るくなるのが中庭の第一のメリットと言えるでしょう。中庭に接する窓が2面以上つくれるため、日差しを室内にたっぷり採り込むことができ、風通しも格段によくなります。
2)外から見えにくくプライバシーが守られる
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道路や隣家と接する面が少ないため、視線が気にならないこともメリットのひとつ。植栽や木製フェンスなどで囲うことにより、プライベート感がアップしますね!気兼ねなく窓やカーテンを開けて、気持ちよく暮らせそうです。
3)屋外を室内の延長として活用しやすい
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写真は、2階バルコニーの下に設けた中庭です。四方と上部が囲まれているため、屋外なのに部屋感覚で活用できます。ガーデン用のテーブルやチェア、ソファなどを置き、第二のリビングとしてティータイムや読書などを楽しむのもいいですね!
4)室内からの眺めが良く開放感が生まれる
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キッチンに立ったとき、ソファに座ったとき、ふと外に目をやると緑の中庭が・・・。街なかの家でも、窓の外に季節の移ろいを感じられるという贅沢な暮らしが手に入ります。視線が外に向くため開放感が生まれ、空間が広く感じられる効果もあります。室内からの出入りもしやすいので、アウトドア感覚でホームパーティーなども楽しめますね!
5)自然を身近に感じられる
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中庭とバルコニーガーデンの大きな違いは「地面がある」ということ。シンボルツリーなど大きな樹木を植えたり、水場を作ったりすることで、生き物が遊びに来てくれるかもしれません。緑に囲まれた居心地のいい空間で、日々の疲れを癒やしましょう。
いかがでしょうか?中庭は、多少居住空間が削られても、住まいにそれ以上の「ゆとり」をもたらしてくれます。より楽しく、より快適な家づくりのために、ぜひ検討してみてください !

 

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