住宅を購入する際に知っておきたい価格の“内訳” 2021年 09月 17日
【住宅を購入する際に知っておきたい価格の“内訳】
みなさまこんにちは。野村工務店です。 「不動産の表示価格の内訳は販売会社によって違う」ということを、みなさまはご存知ですか? ちょっとビックリされるかもしれませんので、ご説明いたしますね。
住宅購入の場合、基本的な物件価格の内訳は ① 土地代金+②建物代金+③外構費用+④消費税から成り立っています。
しかし、販売会社の方針によって「外消込み表示」の場合と、「外消別表示」の場合があるのです。 「外消別表示」のケースでは③外構費用+④消費税が入っていませんので、まずは物件価格に何が含まれているのかをしっかり確認する必要がありますね。
さらに注意しておきたいのは、上記の「外消込み表示」価格に加えて、「外部配管接続費」や「地盤補強工事代金」、「設計打ち合わせ料」、「申請代行手数料」……といった費用が発生する場合もあります。 こうした費用は販売会社によって考え方や表示の仕方が異なっていて、物件価格に含まれているケースもあれば、付帯費用として別途必要になるケースもあります。
例えば、敷地面積も建物面積もグレードも同じ家が2邸あるとしましょう。
A社)物件価格:3,200万円(外消別途) B社)物件価格:3,400万円(外消込)
一見、A社のほうが安く感じますが、実際には外構費+消費税が200万円必要であれば、どちらも変わらないことになります。 また、この表示だけでは判断できませんが、外部配管接続費などをB社は含めた表示をしていて、A社は別途かかるとすれば総額は逆転してしまいますね。
このように「価格の内訳」はしっかりと把握する必要があるのです。 ちなみに野村工務店の場合は、物件価格を「外消込み表示」とさせていただいております。
また、今ご説明したのは「建売住宅」や「建築条件付き土地分譲」を想定していますが、「土地」だけを探して「注文住宅」を建てる場合には、少し違った注意点もあります。
「安い土地を自分で探すので、建物だけを頼めますか?」というご相談を受けることもあります。お客様からすると、その方がローコストで家が手に入るというイメージがあるのでしょう。
例えば、土地2000万円+建物(外消込み)1500万円=3500万円の物件の近隣で、同じ広さの土地が1800万円で売られていたなら、「200万円のコストダウンができる!」と考えてしまいますよね ここで注意したいのは、土地価格以外に別途の費用が発生しないか、ということです。
土地を購入して家を建てる際、通常は仲介物件として取引するために「仲介手数料」が発生します。 また土地によっては「造成費用」「地盤補強工事費」「外部配管接続費」「設計料」、古家がある場合には「建物解体費」なども必要となります。
土地代金は安くても、こうした追加費用が予想外の高額となり「結果的に予算オーバー」ということも実際に発生していますので、注意が必要になるのです。
ちなみに当社の土地は、造成や付帯工事などを全て終えた完成宅地として販売しておりますので、追加費用で予算オーバーといったケースはありません。注文住宅についても、ご遠慮なくご相談ください。
●注文住宅についてはコチラをご覧ください。 https://www.nomura-k.co.jp/newhouse/custom/
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