家づくりがお得!2024年スタートの子育てエコホーム支援事業のお得な申請方法 2024年 03月 14日
家づくりがお得!2024年スタートの子育てエコホーム支援事業のお得な申請方法
政府の住宅購入支援事業一環として、2024年1月4日「子育てエコホーム支援事業」の受付がスタートしています。今回はその申請についてのちょっとお得なお話しです。
【子どもエコホーム支援事業ってどんな制度?】
以前ご紹介した「子どもエコホーム支援事業」ですが、子育て世帯や若者夫婦世帯が、高い省エネ性能(ZEHレベル)の新築やリフォームをする際、申請すると20万円~100万円(新築の場合は80万円~100万円)の補助金がもらえる制度でしたね。
以前の記事:【省エネ化への支援】子育てエコホーム支援事業について
https://www.nomura-k.co.jp/news/2023/20231113-2/
申請には費用と時間がかかるという点がネックでしたが、ここではちょっとお得な申請方法として、ZEHや長期優良住宅でなくても補助金がもらえる方法をご紹介します。
【もらえるのは100万円ではない?】
長期優良住宅で申請する場合、申請期間に約1カ月がかかるのと、申請費用が高額(※施工会社によって異なりますが、約20万円~約35万円)になる場合があります「100万円-申請費用=受けとれる金額」となり、100万円がそのままもらえるのではなく、申請費用を差し引いた約65万円~約80万円がもらえる目安となります。
ZEH住宅で申請する場合は、ZEH仕様で建てるため約200万円~300万円の費用がプラスになります。「80万円-ZEH費用+申請費用=受けとれる金額」で考えると、実は補助金を受け取っても全体の建築費用はアップになります。「ZEH仕様の家を建てる」と決めている場合は建築費用の補助になりお得ですが、「ZEHでなくてもいい」と考えている方は、全体の費用について、よく考えたほうがよさそうです。
【お得な申請方法ってある?】
では、「お得な申請方法ってないの?」と考えている方に「フラット35S適合証明書」による申請をオススメします。実はちょっとお得になるんです。
「フラット35S適合証明書」とは何でしょうか? フラット35Sの住宅ローンを仮に申請した場合、その審査基準に定められた技術基準に適合していることを証明する書類です。
この「フラット35S適合証明書」については、フラット35Sの住宅ローンを実際に利用する必要はなく、あくまで適合しているかどうかを申請・証明する書類となります。 ですので、住宅ローン自体はお好きな銀行で組むことが可能となります。
v上記の方法「フラット35S適合証明書」は1~2週間で証明書を取得でき、申請費用も少額(※約5万円~10万円。施工会社によって異なります)で済むので、かなりお得です。つまり、「80万円 ー 申請費用」で約70万円~約75万円が受け取れることになります。
【住宅の性能等を証明する対象住宅証明書等】
住宅の性能を証明する住宅証明書等についてはご紹介した「フラット35S適合証明書」だけではなく以下のようなものがあります。
- ・長期優良住宅建築等計画認定通知書
- ・設計住宅性能評価書又は建設住宅性能評価書
- (断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6を満たすもの)
- ・BELS評価書(ZEHマーク又はZEHーMマークが表示されたもの)
- ・低炭素建築物新築等計画認定通知書
- ・性能向上計画認定通知書
- ・フラット35S適合証明書又はフラット35S設計検査に関する通知書
子どもエコホーム支援事業よりhttps://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/certificate/
申請についてはご自身の住まいの性能や条件によっては取得できない場合もございますので、必ず施工会社に事前に確認してみましょう。またその際、取得する証明書の申請期間や申請費用もよく確認して、ご自身に合った申請ができるるよう確認するのもマイホーム計画の大切なポイントです。
【2024年、お得にマイホームを取得!】
今回「子育てエコホーム支援事業」の申請による違いについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?この支援事業も国の予算が決まっていて、予算に達すると終了になる予定です。
野村工務店では、こういった申請手続きも、お客さまにとってよりお得になるように、しっかりサポートさせていただきます。
その他、住宅ローンや、国・市の支援策についてご相談も承っております。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。