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家づくりコラム~家づくり、暮らしのお役立ち情報~ Column

家を建てた後のお金って?~維持費の負担を減らす方法~ 2024年 09月 01日


▶はじめに


家を建てたあとには、さまざまなお金が維持費としてかかります。
賃貸時代には不要だった税金や設備費などもかかるようになるため、家づくりを始める前に、
どのくらいの維持費が必要なのかを把握しておくことが大切です。

今回のコラムでは、家を建てたあとに毎月かかるお金と、定期的にかかるお金について説明します。
維持費の負担を減らす方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。


▶家を建てたあとに毎月かかるお金・定期的にかかるお金


家を建てたあとには「毎月かかるお金」「定期的にかかるお金」の2つの維持費があります。

家を建てたあとにかかる維持費は、平均で年40〜50万円ほどです。
住宅ローンや光熱費とは別に、毎年40〜50万円の出費があると考えておくとよいでしょう。
それぞれの項目がどのような費用なのか、詳しく説明します。

①固定資産税、都市計画税

固定資産税と都市計画税は、家を所有し続ける限り毎年かかる税金です。
固定資産税は固定資産(家・土地)を所有していると必ずかかりますが、
都市計画税は土地や家が市街化区域内にある場合にのみ課税されます。

税額は家の仕様や地価によって異なりますが、平均は年13〜18万円です。
固定資産税の決まり方や税率、計算方法について詳しく説明した記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてください。
「固定資産税」とは?計算方法や軽減措置について



②火災保険、地震保険

自然災害に備えるために加入するのが、火災保険と地震保険です。
火災保険は住宅ローンの加入時に義務付けられていることが多いのですが、
地震保険に関しては任意で、火災保険とセットでしか加入できません。


年間保険料は合計3〜6万円が相場で、長期契約であるほど年負担が少なくなる場合がほとんどです。
また、火災保険には新築、オール電化、耐火性などのさまざまな割引があり、
地震保険は耐震性能に応じて最大50%の割引が適用されます。


③修繕・点検費用

修繕・点検費用は毎年ではなく、5〜10年単位で定期的にかかる費用です。
マンションのように毎月決まった額の積み立てが必要なわけではありませんが、
設備や内装の交換、外壁の再塗装などのリフォームは10万、100万円単位の大きな出費になるので、
少しずつ積み立てておくと安心です。
理想は月1~2万円ですが、家計の負担にならない範囲で積立額を考えてみてください。



▶家を建てたあとの維持費の負担を減らす4つの方法


家を建てたあとには住宅ローンや光熱費などの生活費も増えることが多いので、
できれば維持費は抑えたいですよね。維持費の負担を減らす方法を4つお伝えします。

1.控除や補助金の対象になる家を建てる
省エネ性能の高い家を建てると、控除や補助金の対象となる場合があります。
たとえば住宅ローン減税(控除)は最大13年間にわたって年末の住宅ローン残高の0.7%が控除され、
子育てエコホーム支援事業では最大100万円が交付されます。

控除で還付されたお金や補助金を維持費に充てれば、費用負担を減らせるでしょう。

住宅ローン税制改正で控除額が引き下げ!マイホームの買い時はいつ?
家づくりがお得!2024年スタートの子育てエコホーム支援事業のお得な申請方法


2.耐久性の高い建材を使う
前章の費用内訳を見てわかるように、修繕費は維持費の中でも大きな割合を占めています。
修繕費を抑えるためには、耐用年数が長く、耐久性にも優れたメンテナンスフリーの建材を選ぶのがおすすめです。

ただし、高性能な建材は初期費用が高くなることが多いので、
維持費だけではなく家づくりの資金計画も交えて考える必要があります。


3.こまめな点検、メンテナンスを行う
家はこまめな点検やメンテナンスを行うことで、劣化スピードを遅くすることができます。
たとえば雨漏りや結露によるカビなどは、時間が経つほど家へのダメージが大きくなり、
長期間放置すると構造部分にまで影響することも。
しかし早期発見できれば軽微な修繕で済むので、費用を抑えられると同時に、
家を長持ちさせることもできます。
家をよい状態で維持し、修繕費をできるだけ抑えるためにも、定期的な点検やメンテナンスを心がけましょう。


4.アフターフォローがある住宅会社で家を建てる
こまめな点検・メンテナンスを行うためには、アフターフォローがある住宅会社で家を建てるのがおすすめです。
保証期間内であれば無料で点検や修理をしてもらえることもあるので、点検や修繕費用を抑えることができます。
家の悩みに関してすぐに相談できる窓口があれば、気持ち的にも安心です。



▶まとめ

「家は建てたら終わりではない」と言われるように、入居後にさまざまなお金がかかります。
維持費の負担をできるだけ抑えたい方は、今回紹介したポイントを意識して家づくりを進めてみてくださいね。

野村工務店では引き渡し後3か月目と1年目に無料定期点検を行っており、
左官屋さんを招いたメンテナンス講習会なども定期的に実施しています。
リフォームやリノベーションに対応できる本格的なチームも立ち上げているので、
引き渡し後も末永くお付き合いしていきたいと考えております。

「できるだけ維持費を抑えたい」という方は、ぜひ野村工務店にご相談ください。

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