重要な照明計画!光で叶える理想の住まい! 2024年 04月 12日
皆様は、「理想の照明計画」をお持ちでしょうか?
間取りやインテリアについては、雑誌やネット・Instagramなどで情報収集したり、お勉強されてる方は多いと思いますが、以外に忘れがちなのが「照明計画」ではないでしょうか?
照明ですが、実はこだわるのとそうでないのとでは全く違う室内空間になることも。今回はそんな「照明計画」について、ポイントを少しだけご紹介させていただきます。
【ポイントは3つ!】
①空間の「用途」を考える
まずは、その空間を何に使うのか考えてみましょう。用途によって照明の適切な明るさは異なります。例えば、リラックスするための場所、趣味を楽しむ場所、作業する場所など、目的や用途に合わせて明るさや色を調節できる照明器具を設置することが大切です。②「コンセプト」を固める
空間の用途が決まったら、次はどんな雰囲気のお部屋にしたいのかイメージを固めましょう。例えば、白×黒でスッキリまとめたシックテイストや、ゆったり落ち着ける和風テイストなど。表現したい雰囲気によって、照明器具自体のデザインはもちろん、マッチする光の色も異なります。空間をどのようにまとめたいかを考え、デザインの方向性を決定させましょう。③照らしたい「範囲」を決める
室内のどこを、どんな風に照らしたいのかを考え、それに適した器具を決めましょう。照明器具の形で光の広がり方が変わってくるので、どこに取り付けるのが良いのか一度検討してみてください。実際にショールームへ見に行ってみるのもいいですね。 【間接照明には、コーブ照明とコーニス照明の2つがある!】 ダウンライトやペンダントライト、間接照明を組み合わせることで、十分な照度を持たせながらオシャレなインテリア空間をつくるのが人気です。 ホテルのお部屋やオシャレなレストランなどで使われている間接照明は、壁や天井などに光をあて、その反射光で室内を照らします。光がやわらかく広がり、空間が落ち着いた雰囲気になるため人気が高いです。 では、間接照明に「コーブ照明」と「コーニス照明」という種類があるのはご存知でしょうか? 「コーブ照明」の特徴は「天井」に光を反射させること。 光源そのものは隠して天井を照らすことでが部屋全体が明るくなり、開放感も生まれるため、天井の低い空間でも圧迫感が和らぎます。 一方、「コーニス照明」は「壁」に光を反射させるのが特徴。 天井付近に光源を隠し、壁面が照らされることでお部屋に奥行き感や広がり感が生まれます。 いずれにしても、照度をしっかり考慮したうえでの光源設置や配線設計には専門の知識も必要になるので、間接照明は後から増やそうとすると大工事になりがちです。 間取りが決まったら、早めに設計士さんやインテリアコーディネーターさんに照明計画の相談をしてくださいね。◎ご相談窓口…フリーダイヤル0120-62-5588(9:00~17:00)