最大160万円の補助!「子育てグリーン住宅支援事業」とは? 2025年 02月 20日
「省エネ性能の高い家に住みたいけど、コストが心配…」
そんな子育て世帯や若年夫婦世帯の新居の購入をサポートするのが
「子育てグリーン住宅支援事業」です✨
この制度は、環境に優しく、家計にも優しい省エネ住宅の普及を目的とする補助金制度で、
一定の省エネ性能を満たした住宅を新築した場合、最大160万円の補助を受けられます!
今回のコラムでは子育てグリーン住宅支援事業の内容や、
2024年まで行っていた「子育てエコホーム支援事業」との違いを分かりやすく解説します💡
①「子育てグリーン支援事業」ってどんな事業?
2050年のカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすること)を目指し、
日本政府は省エネ性能の高い住宅の普及を推進しています🍃
特に住宅の省エネ性能向上は、エネルギーコストの削減・地球環境の保護・災害時に強い家づくりなど、
さまざまなメリットがあります^^
「子育てグリーン住宅支援事業」とは、こうした背景のもと、
若い世代のマイホーム取得を後押ししながら、
環境に優しい住宅の普及を進めるための補助金制度です🏠!
参照:国土交通省「子育てグリーン支援事業」
特にGX志向型住宅は最も高い省エネ性能が求められる住宅であり、
エネルギー消費量を100%削減(再生可能エネルギーを含む)する住宅も該当します。
【補助対象となる世帯】
GX志向型住宅はすべての世帯が対象ですが、長期優良住宅とZEH水準住宅については、
以下のいずれかの条件を満たす世帯となっています💁
・子育て世帯:2005年4月2日以降に生まれた子どもがいる世帯
・若年夫婦世帯:夫婦のどちらかが1983年4月3日以降生まれの世帯
本制度は契約期間の制限はありませんが、補助対象の工事は「2024年11月22日以降」に着手したものに限られます。
ここでいう「着手」とは、基礎工事より後の工程です。
補助金の申請受付は「申請開始から予算が上限に達するまで」です。
最終的な締め切りは 2025年12月31日の予定ですが、予算がなくなり次第受付終了となるので
早めに申請することをおすすめします👌
また、工事完了後には報告が必要で、戸建住宅の場合は2026年7月31日までに完了する必要があります。
スケジュール通りに進めるためにも、余裕をもって計画を立てましょう!✨
②「子育てエコホーム支援事業」との違いって?
2024年に実施された「子育てエコホーム支援事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」は
子育て世帯や若年夫婦世帯が、省エネ性能の高い住宅を取得する場合に補助を受けられる制度です。
しかし、「補助額」や「対象となる住宅の基準」などに違いがあります。
子育てグリーン住宅支援事業は、古家の除去を伴わない通常の新築の場合、
長期優良住宅とZEH水準住宅ともに子育てエコホーム支援事業よりも補助額が減額されています。
一方、子育てエコホーム支援事業においては、さらに高性能なGX志向型住宅という区分が設けられていませんでした。
新制度では一部補助額が減額されているものの、より高性能な住宅を建てる人に対して手厚い補助が受けられるようになりました。
子育てグリーン化住宅支援事業にて最大の補助額を受けるためには、
子育てエコホーム支援事業よりもさらに厳しい省エネ基準を満たさなくてはなりません。
省エネ性能を高めるということは高めた分だけ建築コストも高くなるため、よく考えてから購入しましょう。
③まとめ
「子育てグリーン住宅支援事業」は、子育て世帯や若年夫婦世帯などを対象とした住宅購入支援策です。
従来の「子育てエコホーム支援事業」を引き継ぎながらも、さらに柔軟な支援が可能となるよう改良されています♬
特に、省エネ性能の向上を目的とした助成金が強化されているため、
これから住宅の購入を検討している方にとってはメリットの大きな支援事業といえるでしょう。
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