色・素材だけじゃない!デザインも楽しめる「こだわりの床」11選 後編。 2016年 07月 28日
内装をあれこれ考えるのは、家づくりの楽しみのひとつですね!床材は面積が広い分、空間の印象を大きく左右します。家具と床材のテイストを合わせることが、まとまりのあるインテリアを作るコツ。さらに床材は、素材や色のバリエーションが選べるだけでなく、機能性にすぐれた製品があったり、貼り方によって変化を楽しんだりすることもできるんです。そこで今回は、野村工務店のモデルハウスから厳選した11種類の床材を引き続き、ご紹介します!
【「このフローリング素材は何?」の続きです。】
肌触りが柔らかく温かみのある木材として、杉材もよく使用されています。明るくプレーンな床面はどんなインテリアにも合いそうです。一般的なフローリングの厚みは15mmですが、写真のモデルハウスでは、贅沢に厚さ30mmもある杉板を使用しているとか。写真ではわかりにくいですが、厚みがあるので踏み心地がしっかりしています。板の幅も180mmと一般的な板材より広いものを使うことで、高級感がアップします。
【仕上げ】蜜蝋ワックス
7. 組床風デザインを手軽に楽しめるベルサイユパネル
床板は、貼り方で変化をつけるとおしゃれ度が格段にアップします!写真は無垢材を寄木細工のように組み合わせたデザインで、ゴージャスな雰囲気を実現しました。使用している「ベルサイユパネル」は、あらかじめ床板を組んでパネル材にしてあるため、大工さんの手間を抑えて、組床風を楽しむことができます。
【仕上げ】蜜蝋ワックス
木の質感を楽しみながら床暖房も使える突板フローリング
突板(つきいた)とは、薄い天然木の板材のこと。合板などに突板を貼り、加工を施した突板フローリングは耐久性高く、「傷に強い」「メンテナンスが容易になる」などのメリットが生まれます。無垢材と比べて熱によるヒビ割れ等も起きにくいため、床暖房を使いたいけど天然木の味わいも捨てがたい!という方におすすめの床材です。
8. 天然木の意匠を楽しめるライブナチュラル・エコフロア
環境に配慮した基材に、天然木の突板を貼った「ライブナチュラル エコフロア」。自然な木の味わいを保ちながら、落下物やキャスター、椅子などの傷への耐久性、メンテナンス性にすぐれた床材です。カラーは写真のバーチ色を含めて6種類あり、インテリアに合わせて選べます。
9. 無垢材を贅沢に使ったライブナチュラル・プレミアム
一般的に突板の厚さは0.2〜0.6mmと言われていますが、「ライブナチュラル プレミアム」は鋸で2mmの厚さに挽いた天然木を表面に使用しています。板の端をラウンドに加工することで板の継ぎ目に奥行きができ、リッチな質感を醸し出します。本物の無垢材フローリングのようでありながら床暖房に対応できる機能性が魅力の床材です。
丈夫でお手入れ簡単!
機能性を重視するなら樹脂シート床
樹脂シートはキズや汚れがつきにくく、日焼けやひび割れも起きにくいのが強みです。見た目も、ひと昔前のような安っぽさはなくなり、天然木に近い風合いや手触りが表現され、ぱっと見では木材か樹脂シートかが分からないほど進化しています。表面が特殊加工されていますので、面倒なワックスがけは不要。もちろん床暖房にも対応できます。
10.自然な足ざわりのDフロア・ナチュラルオーク
木目のはっきりしたオーク材を表現した床材は、流行りの「男前インテリア」におすすめ。天然木に近い立体的なさわり心地が特徴で、樹脂シートとは思えないような素材感を味わえます。
11.はっきりと木目を感じるDフロア・ホワイトペイント
木目感の強さと白のペイント感が、シャビーシックなインテリアに合いそうな床材ですね。日本伝統の「浮造(うづくり)」という技法を用いて、ゴツゴツとした木目の触感を表現。樹脂シートでありながら、強い立体感と素朴な味わいのある仕上がりとなっています。
いかがでしたか?ひとくちにフローリングといっても、素材や機能、デザインによって様々な種類があるものですね!床は壁とは違い、後で貼り替えようと思っても大掛かりな工事が必要になる部分です。よく吟味して、後悔しない床材を見つけてください。