来場予約一覧 来場予約一覧

実例プラン集プレゼント 実例プラン集プレゼント

野村マガジン ~ 野村工務店の最新情報 ~ Magazine

住まいに自然のやすらぎを。天然木の柱の魅力をご紹介 2016年 10月 20日

  • LINE
  • はてなブックマーク

pic_palette_element10-2_01

写真のモデルハウスでは、「かやぶきの里」で有名な京都・美山町産のヒノキの丸太を大黒柱に取り入れ、天井や床、階段の踏み板などにもヒノキの無垢材を使用しています。天然木の良さが見直されつつある今、住まいにヒノキを取り入れてみてはいかがでしょうか?

◆ 自然な樹木の雰囲気を残す京都・美山ヒノキの柱 ◆
ヒノキは木材の中でも強度が高いと言われており、構造体に使用されることが多いそうです。住宅用建材としては杉が用いられることが多いそうですが、こちらのモデルハウスでは、あえてヒノキを選んだとか。ヒノキは木目が目立たない滑らかな表面で、明るく優しい色合いが特徴。ヒノキのやわらかな質感によって、居住スペースに高級感と洗練された雰囲気を醸し出すことができるそうです。
pic_palette_element10-2_02

階段の吹き抜けに高くそびえる大黒柱は圧巻の眺め。枝の跡が残る大黒柱は、自然の樹木の雰囲気を感じられますね!木をそのまま使った丸太の柱は、集成材(板材を接着剤で貼り合わせた木材)では味わえない素材の温もりや存在感によって、住まいにやすらぎと個性をもたらしてくれます。オープン階段の踏み板もヒノキ。足の裏からも、ヒノキの優しさが感じられます。

pic_palette_element10-2_03

吹き抜けの天井にもヒノキを採用。ヒノキはその香りも特徴的で、フィトンチッドという香りの成分が、癒しの効果をもたらします。虫などもつきにくいそう。モデルハウスに入ると、ヒノキの良い香りが部屋全体に広がっています。
pic_palette_element10-2_04

ダイニングの天井には、ヒノキを使った格子状のデザインを取り入れ、格調高い空間に。落ち着いた雰囲気で食事ができます。
◆ 木材のプロに聞きました!ヒノキの大黒柱ができるまで。◆
pic_palette_element10-2_05
こちらは、モデルハウスに使用された柱とほぼ同じ大きさのヒノキの丸太です。大黒柱として使われるのは、高さ6m、直径20~24cm、樹齢40~60年くらいの樹木が多いそうです。
pic_palette_element10-2_06

モデルハウスの大黒柱は、写真と同じ樹齢百年ほどのヒノキの上部を使用していることがわかりました。樹齢百年の年輪を間近で見ると迫力があります! ちなみに樹齢を調べるために年輪を1つずつ数えるとか、、、大変ですね。
pic_palette_element10-2_07

自然素材の木は、湿気を吸ったり出したり、呼吸をしています。建築材として使用すると収縮によってひび割れが入ることも。そのため、木をそのまま利用する丸太製品は、「背割れ」と言って、あらかじめ割れ目をつくっておくそうです。柱の割れ目は自然に裂けてしまった訳ではなかったのですね!「背割れ」は、建築後に柱があちこちから割れないよう加工されている証でした。

pic_palette_element10-2_08
こちらは木材の保管庫です。外の作業場で皮を剥いで天日干しをし、表面の水分が抜けたものを倉庫内でさらに乾燥させます。エアドライ(自然乾燥)の場合は一年ほど乾かすと割れにくくなるとか。4mまでの木材は人工乾燥機を使うこともあり、2週間程度で乾燥できるとのこと。モデルハウスの大黒柱は6mありますので、自然乾燥したそうです。今回は、めったに目にすることのない、「柱」の建築前の姿を知ることができました!取材へのご協力ありがとうございました!

いかがでしたか?今回、木材について調べたことで、天然木ならではの美しい質感、空間へのインパクトなど、建築素材としての魅力をあらためて感じました。ナチュラルな雰囲気のヒノキは現代的な空間にもなじみやすい素材です。ぜひインテリアコーディネーターさんなどに相談して家づくりに取り入れてみてください!

  • LINE
  • はてなブックマーク

一覧に戻る