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お客様の声 Customers' Voices

ご購入後のお客様の声 I様邸
【ホームベース型の土地に建つ山小屋風の家】

【ホームベース型の土地に建つ山小屋風の家】

「設計士さんやインテリアコーディネーターさんとの打ち合わせはとても楽しく、終わってしまうのが寂しいくらいでした」と、笑顔で話して下さったI様ご夫妻。

今回のお住まいが建つ立地は、ホームベースのように正面が広く、奥側に向かって三角になっているユニークな形状。そちらに山小屋風の外観デザインの家を、という作り手側にとっても腕の鳴るリクエスト。設計士とインテリアコーディネーターが丁寧にプランを作りこみ、見た目も住み心地もご満足いただける内容に仕上げることができました。
緻密に工夫されたお住まいでの実際のお暮しについて伺いました。

外観は、大きな三角屋根が特徴的。高原に建つ別荘のような野村工務店のモデルハウス、「バードヒルズ星田9丁目」や、「オーベルジュコート南星田」が気に入られて参考にされたそう。
但し、ご購入を検討されていた土地は2本の道に挟まれたY字路にあるホームベース型。
「野村さんは変形地も大丈夫と言ってくださって、それが決め手になりました。難しい要望を快く聞いてくださって、とてもありがたかったです」とお二人。

設計士が特にこだわったのは2点。まず2方向の道路のどの角度からも美しく見えること、そして室内スペースを出来るだけ広くすること。納得が行くまで何度も図面を書き直しました。メインとなる玄関側の正面は、大屋根のシルエットが映えるよう左右対称の形に。
さらに白壁に映える焼き杉の化粧木材をあしらうことで、別荘風の雰囲気がさらにアップ。

通常切妻屋根のお家は、大屋根の両端部分にあたるお部屋の天井が低くなってしまうという特徴があります。それを補う工夫として正面からは見えない奥側にドーマーを複数設置し、天井高を確保しました。また玄関から向かって左側や建物反対面にも切妻のデザインをリビートしたことで、全体としてまとまりのある景観になりました。
結果I様宅唯一無二の個性が生まれ、ご主人にとって訪れる方にぜひ注目してもらいたいご自慢のポイントに!

次に室内を見て行きましょう。
I様からのご要望は「室内を広く、特に家族が集まるLDKを広くしたい」というスペース面と、「モデルハウスで見たような、自然素材でぬくもりのある雰囲気にしたい」というデザイン面。車好きのご主人からは、ビルトインガレージが欲しいとのご希望も。

1階部分は土地形状を最大限に活かすため、玄関を中心に向かって右にガレージ、左にリビング、その奥にダイニングキッチン+水廻りという配置に。開放的な吹き抜けのエントランスからリビングの間には、冷暖房の効率を考え扉を設けました。形はスペースを取らない引き戸、素材は光を通し目線が抜けるガラスをセレクト。モデルハウスを参考にされたそうです。

内装材は、山小屋風の外観とマッチしたぬくもりのある木材をふんだんに使用しています。天井に軒裏と同じレッドシダー、床には足触りが優しいアカシアの無垢材。
「床が冬場でもひんやりしなくて、素足で歩くと気持ちいいんです」と奥様。アカシアを勧めてくれたのは担当インテリアコーディネーターだそうですが、ほこりや、お子様がおもちゃを落とした際の凹みが目立ちにくく、メンテの面でも重宝されているそう。

ご主人のお気に入りはユニークな床の木目の流れ。土地形状に沿ってLDKを配置した結果、リビングとダイニングキッチンが斜めの配置になり、それに沿ってフローリングを貼ったところ、リビング部分は壁に平行に、ダイニング・キッチン部分は壁に対して斜めに木目が走ることとなり、スタイリッシュな個性となりました。

お洒落なご夫妻のこだわりは家具にも。壁と一体化して見えるテレビ台と、テレビを壁掛けタイプにすることはI様のご指定。これを活かすため、部屋の幅や窓形状と位置、天井からの間接照明など、ひとつひとつの構成がマッチするようにインテリアコーディネーターがトータルで空間をプロデュース。ナチュラルな雰囲気に馴染ませました。

また、以前のお住まいはマンションで、戸建ての機密性が心配だったそうですが、調湿機能に優れたしっくい壁や高機能の断熱材や複層ガラスの窓のお蔭か、夏は涼しく冬は暖かく、一年中快適に過ごされているとのこと。その居心地のよさからリビングへ自然に家族が集まります。

屋外スペースも有効に活用されています。2つの道路の交点の三角形部分はリビングから繋がる庭に。目隠しフェンスを設けることで、建物の雰囲気を崩さず外からの視線もガードしています。ボール遊びやプールなど、外遊びをする子どもたちをリビングから見守ることができ、安心して過ごせます。
ゆくゆくは子どもたちと家庭菜園も計画中。

そのほか、住み慣れた頃にダイニング窓から眺められる植栽を追加されたりと、今も家づくりは進化中。自然素材をふんだんに使用された内装の経年変化など、家族で育てともに成熟する楽しみがあるお住まいができあがりました。

取材を終えて

2階には、寝室やお子様のおもちゃ部屋、ご主人のリモートワークに便利な書斎があり、今後はお子様のご成長に合わせて部屋割りを考えたいとのことです。 明るいおうちで楽しそうに遊ぶお子様方。これからますますのびのびと成長していく様子が目に浮かぶようでした。 自然素材との共存や、細部にまでこだわられたデザインが光るI様邸。これからもご家族で素敵な時間を重ねてくださいね。

物件データ
施工年月:2021年2月
延床面積:110.99㎡(37.8坪)
施工主データ
家族構成:ご主人、奥様、お子様二人 5歳、2歳(取材時)