色?デザイン?機能?床材は何にこだわって選びましょうか? 2017年 07月 11日
【梅雨から夏、ベタベタしないフローリング床材を選ぶなら…?】
ジメジメと、本格的に梅雨らしい天気になってきましたね……。
湿度が高くなると足の裏のベタつきが気になる、という方もいらっしゃいますが、たとえば床材に無垢の天然素材を採用することよって、ベタベタを少なくできることもあります。
天然の木肌をそのままいかした無垢材のフローリング床の特長のひとつは吸湿発散性能に優れていること。梅雨時などには湿気を吸収して、乾燥する冬場には湿気を放出します。呼吸をしている、と言う表現もできますね。そのため夏場はサラッとして、冬場は暖かく感じるというメリットをもっています。
一方、合板は温度・湿度変化に強く耐久性もあるというメリットもありますが、化学塗料で塗装されているケースも多いので表面の呼吸ができずに、夏のベタつきや冬の冷たさを生じてしまう原因となるのです。
ただ、合板でも表面に天然素材の突板(つきいた)を貼った突板フローリングと呼ばれるタイプもあります。天然木の味わいと合板の耐久性をあわせもつ素材といえますね。
野村工務店では壁には北イタリアしっくいの塗り壁仕上げを標準仕様としていますが、床材は様々な素材からの選択が可能です。色味や模様、機能性など、素材の持つ特性を踏まえてお選びいただくために、参考となる情報もこちらで提供しています。ぜひチェックしてみてください!
SUMAIパレット 「こだわりの床」11選・前編
http://nomura-k.co.jp/sumaipalette/?p=561
SUMAIパレット 「こだわりの床」11選・後編